マリアの応援をしに、仁川へ行ってきました。
笑われそうですが、前日から負ける気がしなかったんです。
競馬場に着くと、エリザベス女王杯で一緒に応援してくれた馬友さんが勢揃い!
なんて心強い最強の勝利の女神たち。

電光掲示板に灯った馬体重。
良かった!
減っていない。
そして。。。
パドックに登場したマリアを見て、驚きました。

おそらく、今まで見てきた中で、一番の出来。
小さな馬体を大きく大きく見せていました。

マリア、鬣を綺麗に編んでもらっていました。
これ、初めてですよね?
伊坂さん、たっぷりの愛情をありがとうございます。
伊坂さんのネクタイと手袋は、有馬記念から紫です。
理由、わかります。
“マリアライト”が紫の石だから。

たくさんの観衆を前に、全く動ずることなく、いつものようにキビキビと歩く女王様。


このパドックを見ることが出来ただけで、阪神に来た甲斐があったと思いました。
レースについては、あれこれ言わなくてもいいですよね。


目の前を力強い脚捌きで駆けていくマリアの姿に、勝てる!と思いました。
マリア、マリア!
頑張れ!
頑張れ!
それは鞍上も同じ思いだったようです。
鬼気迫る騎乗でした。
そしてそれに応えた我等の女王様。

もうね。
ゴールの後、馬友さんと手を繋ぎ合って喜び、揃って鳥肌立てましたよ。
あのメンバーに勝つなんてね。
国内最強でしょ?

凄いよね。
11年振りの牝馬による宝塚記念制覇。
ディープインパクト産駒初の宝塚記念制覇なんだってね。
蛯名さんも、宝塚記念初勝利なんだってね。
レース後、勝利のVサインの集合写真を撮ろうと、たくさんの出資者さんたちが集まりました。
その間、私たちは恒例の祝杯♪
やがて、慌しくやっていらした社員さんは、
「すみません!ゼッケンはパーティで飾るためにもう行ってしまいました!とりあえず記念撮影だけです!」
えええ〜〜?
何のために今まで待っていたんだよぅ!
でも、貼れないのはわかっていたけれど、持って行っていたマリアの幕を入れてもらって、記念撮影をしました。
そして、パーティ会場へ。
たくさんの関係者の皆様とお話をさせていただきました。
それで、いち早く社長さんからブリーダーズカップのお話を伺いました。
「宝塚記念を勝つと、ブリーダーズカップに出られる権利があるんですね。
ただ、招待されないと行けませんけどね。
これも選択肢のひとつになるでしょうね」
やめて。。。
海外遠征なんて、そんなリスク要りません。
国内で応援させてください。
勝己さんともお話させていただきました。
「宝塚記念を勝ったんだから、もう牝馬限定はないでしょう。JCかな〜。
とにかくデュラメンテに勝ったのが大きいよね。
初年度は何を付けるかな。結構、難しいんだよね。」
天栄の場長さんは
「最初のころは、ずっとカリカリしていて、カイバも不安定で。
でも最近は、どっしりとして、強い調教が出来るようになりましたからね。
それが大きいですね。」
そして、久保田先生。
喜び爆発だと思っていたんですよ。
でも、違いました。
全然浮かれておられませんでした。
勝ってほっとされていると同時に、更に気を引き締めていらっしゃいました。
「勝ったことによって、色々考えなくてはならなくなりましたね。
相談しながら決めていきます」
私はジャパンカップに出て欲しいと思っています。
「高速馬場には適さない」なんてコメントを某掲示板で見ました。
ちゃんちゃらおかしいです。
緑風ステークスのマリアを見てないから、そんなこと言えるんです。
マリアは府中だって、全く問題ないですよ。
でもね。
ブリーダーズカップは嫌だけど、凱旋門賞なら出て欲しいという気持ちがあります。
あのおじいちゃんと、あのお父さんが勝てなかったレース。
それをあっさり勝っちゃうマリア。
規格外のマリアライトなら、そんな夢も叶えてくれるんじゃないかと思ってしまうのです。
とにかくあと半年。
どうか無事に過ごせますように。
そしてまた新たな勲章を手に入れてくれますように。
マリアを応援できるのもあと数戦。
この幸せを大事にしていきたいと思います。
最後に。
阪神に集ってくれた勝利の女神たちに感謝します。
繰り返すけれど、最強の応援団です。
そして、お祝いメールをくださった皆様。
ありがとうございました。
一番は、マリアライトと関係者の皆様。
この言い尽くせない感動をありがとうございました。
心から感謝申し上げます。

「愛しのローレル」と入れてある画像は、馬友さんからいただきました。
Hさん、ありがとうございました。